逸見石(結晶カルサイト母岩) | |
サンゴに似る結晶カルサイト母岩の表面に逸見石結晶を伴うもので、逸見石がまるでサンゴに群れる 熱帯魚のルリスズメ(スズメダイ科)の様で南国のサンゴ礁を彷彿させる標本です。 |
|
|
|
五水灰硼石 | |
この標本は『フイールドベスト図鑑 日本の鉱物』記載の五水灰硼石と同じ結晶群の一番大きな標本で、40p×20pのごく限られた範囲で採集された産出量が非常に少ない標本です。一般に知られている五水灰硼石の色彩とは全く異なった黒く見えるとても珍しいタイプのものです。この黒く見える原因は、結晶が成長する過程で微細な内包物(インクルージョン)を取込んだ為と考えられますが、その黒い内包物の正体は今のところ不明ですが、今後の研究が楽しみな鉱物の1つです。 横幅26p |
|
|
|
参考文献 ■フイールドベスト図鑑 日本の鉱物 定価 1,995円(税込み) 著者 松原 聰 2003年9月18日 初版発行 株式会社学習研究社 |
|
メインページへ戻る |